今月の新作  
数ある西陣織の中からkosodeが選んだのは経錦という織物で、錦織の中でも最も古い歴史を持っており、正倉院裂の中にも数多く見られます。
経錦(たてにしき)とは、文字通り経糸(たていと)の表裏浮沈で地や文様を織り出す組織で、大きな模様は織り難く、色数にも限りがあるのが特徴です。
緯糸(よこいと)で自在に色柄を織り出す緯錦(ぬきにしき)のような華やかさはありませんが、しっとりと格調高く、合わせる着物の格を上げてくれます。
訪問着や付け下げ、色無地にはもちろん、江戸小紋や「1月の新作」でご紹介した刺しゅうの着物に合わせても素敵です。
また、半幅帯に仕立てて紬の着物に合わせると、着こなしに奥行きが出て、ワンランク上のカジュアルなおしゃれが楽しめます。
kosodeでは、お好きな柄を選んでお仕立てしていただけるように、生地見本をご用意しています。
<お仕立て方別の参考価格>
袋帯 105,000円
袋名古屋帯 84,000円
半幅帯 57,750円

 
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